こんにちは、会社員の水玉です。
お子さんは本を読んでますか?
絵本は好きでも、児童書になるととたんに読まなくなったというお子さんも多いと思います。
「文字が増える」児童書へどうやって切り替えるといいか、、、
我が家の娘は、かなりの本好きで小学校卒業の頃には本の虫になっていました。
今日はそのきっかけ、どのように本の虫になっていったかについて書きたいと思います。
少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです!
結論から言うと、「本代を予算化して毎月本を購入する」「児童書の入り口は青い鳥文庫がおすすめ!」ということになります。
就学前(0~5歳)
まず幼児時代(~5歳ころ)の我が家の絵本事情をお話しします。
とにかく本は読ませたいと思っていたので、出来るだけ図書館へ通うようにしていました。
「絵本」って大判でページ数も少なくて一冊すぐに読めてしまうので、買うのはもったいないなあと思いませんか?
「絵本」は図書館を利用するのが一番いいと思います。
私と娘の図書カードをそれぞれ作って、20冊を2週間借りていました。
保育園に行っていたので、夜寝る前の「読み聞かせタイム」が貴重な読書時間。
子供にとって、ママと一緒にお布団の中で過ごすこと自体が大好きなのかなあ
絵本を読み聞かせる時間って、親子にとってかけがえのない時間ですよね。
毎晩1冊の絵本を読み聞かせする。
これはずっと続けていました。
小学校低学年(1・2年生)
小学校に入学してもしばらくは絵本を借りていました。
娘のお気に入りは「くんちゃんシリーズ」でした。
私もこのシリーズはユーモアがあって大好き!
子供のことをこんな風に見守ることができるお父さん・お母さんくまさんの姿勢に考えさせられることも多かったです。
子供向けの絵本って、親にとっても大切なメッセージがたくさん含まれていますよね!
このころは児童書へどうやって切り替えて行こうかな、、、と模索していたと思います。
本代を予算化すること!
そんなときに、中根克明さんの「小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」」という本に出会いました。
こちらの本です。
中根さんは作文教室「言葉の森」代表で、たくさんの生徒を指導してこられました。
その中で小学校の1年~3年の間はとにかく(習い事や勉強よりも)読書の時間を与えることを勧めています。
教育費につき5000円なら、本代に月5000円!
小学校の最初のうちの教育費は、この本代の予算化だけで十分なくらいです。
家族で遊びに行けば、5000円などすぐに消えてしまう額です。
しかし、仮に5000円で本を5冊買ったら、長い時間子供は楽しむことができます。
そういう意味でも、本はかなり得な買い物だと言えます。
私が一番印象に残っている文章です。
「本代は高い!」と思っていました。
でも「予算化」すればいいのです。
他の予算を削って、先に本代を見込んでいれば抵抗なく本を購入できます!
そこで私はいろいろ調べ始めました!
子供と一緒に図書館や本屋さんに行ってもいいのですが、どんな本を買えばいいか迷います。
そもそもワーママにとって、忙しい休日に本屋さんへ出かける時間ってなかなか捻出できませんよね?
これはもうプロにお願いするのがいい!
そして「絵本ナビ」の定期購読コースがあることを知りました。
毎月2・3冊、その学年に合った本が送られて来ます。
絵本も児童書もMIXされた状態の詰め合わせセット!
児童書といっても、挿絵が多めのものです。
「絵本クラブ」へ入会
「絵本クラブ」とは?
年間1900万人が利用す<絵本ナビ>が運営する選書のプロがお子さんの年齢に合わせて厳選した絵本・児童書を毎月お届けする定期購読サービスです。
こちらをご覧ください。
開始時期ははっきり覚えていませんが、1年生の終わりころに入会したと思います。
前述したように、図書館で児童書の内容をチェックしたり、親子で選ぶには限界があって、、、
自分とは違う視点から選んだ本を読ませてあげたいなと思いました。
その当時は毎月2・3冊が送られてきます。
月本代5000円を予算化しましたが、2冊で3000円~3500円くらいです。
途端に我が家の本棚が充実し始めました。
絵本ナビ以外にも「クレヨンハウス」や「メルヘンハウス」などでも定期購読サービスをしていましたが、内容を見ると一番絵本ナビが新しい本も探求していて、情熱を感じました。
絵本ナビから定期的に届くメッセージも素敵な内容でした。
親が選ぶことも大切だけれど、どうしても同じような作品に偏ってしまいがちです。
沢山の絵本・児童書の中から、選書のプロが選んだ作品が定期的に子供に届くって本当に素敵な定期便だと思いませんか?
子供にとっては自分の名前宛に届くのも嬉しかったようです。
こうして、2年生から5年生の終わりまで「絵本クラブ」+「市内の図書館」+「小学校の図書館」の複数から本が流れ込むようになり、我が家はたくさんの絵本、児童書であふれかえっていました。
本棚も背表紙ではなく表表紙が見える、立てかけるタイプの本棚を利用。
表表紙が見えると、ついつい読みたくなりますよね!
小学校中学年(3・4年生)
寝る前の読みきかせも、2年生のころから1ページづつ交互に読む!
という風にしていました。
最初のころは文字数が多いページを読むのを嫌がるので、その場合は親が文字数の多いページを読んであげたりしていました。
とにかく毎晩、毎晩、児童書を一緒に読みます。
いつになったら一人で読むようになるのかなと思いながら、、、
それが段々と読むのが速くなってくるのがわかります。
3年生頃になると、親の読んでいる間違いを指摘するようなこともありました。
絵本ナビから届く本は多岐にわたっています。
探偵もの・空想もの・物語・笑えるお話し・動物の物語、、、
そうしていくと、だんだん子供の好きな分野がわかってきます。
娘はとにかく怖がりだったので「推理小説っぽいミステリー系」は苦手!
動物や物語系が大好きです。
空想ものもあまり好きではありませんでした。
小学生高学年(5・6年生)
5年生になるころには、かなり分厚い児童書を読むようになっていましたが、なかなか自ら本を読もうとしません。
家中の本棚はかなり児童書であふれていました。
図書館通いも続けていました。
親としては、いわゆる「文学作品」にも触れてほしいなあと思うのですが、なかなか興味を示しません。
このまま親とずっと一緒に夜の読み聞かせを続けるのかなあ、、、と思ってました。
そんな5年生のある日、友達から青い鳥文庫「ゆずの動物カルテ」という本を借りて来ました。
文庫本サイズですが挿絵もあります。
動物好きの娘は一日で一冊読み切って、「続きが読みたい!」と言ってきたのです!
自ら本が読みたいと!
それはまさにジュニア向けの文庫本です。
当時私はそういった文庫の存在を知りませんでした。
講談社以外にもこういったジュニア文庫はたくさんあるのに、その存在すら全然気づいていませんでした。
そこで私は娘と一緒に大きな書店の「ジュニア文庫のコーナー」へ行きました!
今月の予算でこの中で読みたい本を好きなだけ選んでいいよ!と言うと、娘は喜んで選び始めました。
当時バレエを習っていたこともあり、「エトワール」や「氷の上のプリンセス」などを購入しました。
表紙の絵も娘にとっては重要ポイントだったそうです。
読み聞かせの卒業
それからは、とにかくジュニア文庫を中心に読むようになりました。
図書館に行っても、ジュニア文庫のコーナー中から選びます。
娘が自ら読みたい本を選び、むさぼるように本を読むようになっていきました。
学校の行き帰りも、休み時間もずーっと本を読んでいたようです。
まさに本の虫の出来上がりです!
講談社の「青い鳥文庫」に始まり、角川「つばさ文庫」、集英社「みらい文庫」など
各社ジュニア向けの児童書を沢山取り揃えています。
これらは過激な表現もなく、子供たちに安心して読んでもらえる児童書です。
そうなってくると、だんだん絵本クラブはもう娘には必要ないように感じてきました。
そうして5年生の終わりに絵本クラブを卒業。
また、6年生になるタイミングで子供部屋を作ることになり、夜は一人で寝るようになりました。
突然、読み聞かせが終わる日が来たのです!
長すぎると思う方もいると思いますが、私たち親子にとっては、毎晩隣に寝て、本を一緒に読むことが当たり前になっていました。
なんともいえない虚無感!
でもひとり立ちの第一歩です!
当初、娘も一人で寝るのが寂しかったようですが、、、
自分の読みたい本に囲まれて、毎晩読書してから寝る!というパターンが出来つつありました。
娘の子供部屋の本棚は今、青い鳥文庫・角川つばさ文庫・集英社みらい文庫でぎっしりです。
そしてこれらの文庫をきっかけに、いろんな本を更に読むようになりました。
一番好きなのは恋ばなだよ♪
結末がどうなるのかワクワクしながら読んでるよ
まとめ
・絵本から児童書へどのようにして切り替えていったかを就学前~小学生高学年までの我が家の状況をお話しします。
・図書館だけでなく、本代を予算化して本を購入し、本に囲まれる環境を作る。
・本の定期購読も考えてみる。我が家は絵本ナビが運営する「絵本クラブ」に入会。
・児童書が苦手な子供には、好きな分野の本を買ってあげる(自分で選ばせること!)
・児童書の入口には「青い鳥文庫」などのジュニア文庫がおすすめ!
以上、よろしければ参考にしてください。
それでは、また!
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