こんにちは優待好き会社員の水玉です!
今日は小学生高学年(5・6年生)にお勧めの本を紹介します。
娘が入会していた絵本クラブから届いた本を中心にご紹介しますが、5・6年生向けは多岐にわたる本が多いなあと感じました。
また5年生の終わりごろからジュニア文庫に移行していき、6年生の途中で絵本クラブを退会しました。
本の数はぐっと減りましたが、厳選した児童書を紹介します
ちなみに中学生の娘は大の本好き!
小学校高学年の頃から青い鳥文庫を始めとするジュニア文庫を読むようになりました。
そして娘の部屋の本棚はこんな感じ。👇
娘が本好きになった経緯についてはこちらの記事をお読みください。
5・6年生の時に届いた絵本クラブの本
高学年になると、ハードカバーの児童書だけではなく、単行本も増えてきました。
学校で読むことも多かったので、単行本やジュニア文庫へ移行していったのは持ち運びやすさも重要なポイントだったと思います。
「糸子の体重計」ちょっぴり太めの主人公糸子の友情と成長を描いた連続短編集
まず5年生におすすめの本は「糸子の体重計」
5年生の糸子は明るくて前向きな女の子!食べることが大好きでおばあちゃんがいつも美味しいおやつを用意していてくれる。
だけど「ダイエット」という言葉にも敏感になってくるお年頃の高学年女子。
ある日、おおがらな転校生をからかった美人でクールな同級生に腹を立てて、「夏休みが終わるまでにやせる!」とダイエット勝負をするはめになる。
そんな糸子も含め、5人の男女それぞれの姿を「友情」や「成長」を通して描いている。
それぞれに抱えている家庭環境や問題。クールな女子にももちろん悩みがあり日々葛藤している。
そしてどんな問題にも真正面からぶつかっていく糸子の姿も応援したくなる。
文字も小さくなく会話文が多いから、5年生からでも全然読みやすい。
テンポも速くて、どんどん読み進められる。
短編集になっているので「朝読」にもおすすめ!
「ピトゥスの動物園」友達のために動物園を作る!町中を巻き込んだ感動の実話
「病気のピトゥスのために動物園を作ろう!」仲間のピトゥスが難病にかかり治療のためにお金がかかることがわかります。
仲間のリーダー、タネットは5人の仲間たちと一緒に1日だけの動物園を開催してお金を稼ごうと考えます!
始めはびっくりした仲間たち。しかしそれはやがて町をあげての一大イベントになっていく。
ある夏のスペイン・バルセロナで繰り広げられた友情の物語。
動物園の作り方を大人たちに教えてもらい、小さい子供たちも一緒になって動物を集めに行く。
夏休みだから時間はたっぷりある!
こんな夏休みの過ごし方ってなんて素敵なんだろう!
習い事に忙しい今の日本の子供たちが見たらとってもうらやましく思えるはず。
ラスト完成した動物園の絵がなんとも素敵で、娘は何度も何度も見ていました!
友達ってなんていいんだろう!って思ったよ。
友情の大切さを教えてくれる本。
「ふしぎな声のする町で」ものだまの声が聞こえる町に引っ越してきた七子の活躍
5年生の七子は引っ越してきた町でクラスメイトの鳥羽が誰かとしゃべっているのを見かける。
話し相手は傘壺。鳥羽はものに宿る「魂」=「ものだま」の声が聞こえるのだ!
不思議な力に惹かれ、七子と鳥羽は「ものだま探偵」として、この町で起こるふしぎな出来事を解決していく、、
「ものだま」の声と聞くと怖いイメージがあるかもしれないが、怖さはなくて不思議な懐かしいような感覚!自分も「ものだま」が聞こえてしまうような気になって来る!
お母さんとスーツケースの関係になんかジーンとしてしまう。
私もランドセルとか「ものだま」の声を聞いてみたいな!
って思ったよ!
「くちぶえ番長」主人公ツヨシの忘れられない初恋の相手は番長のマコトだった!
小学4年生のツヨシのクラスに転校してきた女の子、マコト。一輪車にまたがりくちぶえが上手。
「わたしはこの学校の番長になる!」と宣言するマコトに周りはびっくり!
そんなマコトとツヨシの忘れられない友情を描いている。
主人公のツヨシは作者、重松清さんの子供のころを描いているのでしょうか?
実は初恋の人なのかなと思いながら読みました。
ひ弱なツヨシがマコトの影響を受けて、だんだんたくましく成長していく姿が感動!
娘も一人であっという間に読み終えていました。
単行本で字も小さいけど、4,5年生からでも読みやすいおすすめの本。
勇敢な女の子ってかっこいい!
自分もそうなりたいと思った!
「オオカミ王ロボ」シートン動物記の中でもあまりにも有名な名作!
動物好きな子供には「シートン動物記」、昆虫好きの子供には「ファーブル昆虫記」
こちらのシリーズは字も大きくて挿絵も多いので中学年くらいからでも読める。
娘も4年生の頃から大好きで読んでいました。
「オオカミ王ロボ」はシートン動物記の中でも一番有名な作品。
絵本クラブから5年生におすすめの本で送られてきました。
強くて頭の良いオオカミのリーダー、ロボはどんな罠も見破り絶対に捕まえることができません。
ロボの首には懸賞金がかけられ、次々と罠が仕掛けられます。
オオカミと人間の知恵比べ。オオカミの群れがいかに素晴らしいか、そしてリーダーのロボがいかに勇敢で優秀なリーダーであるかを知ります。
読み進めていくうちにどんどんロボの魅力に引き込まれ、ロボが捕まらないで欲しいとまで思えてきます。
私も子供のころに読んで強烈な印象を受けました。
実在した野生のオオカミの物語。一度は手に取って欲しい名作です。
また読書感想分にもおすすめの一冊です。
シートン動物記は4年生の時、教室にも置いてあって
楽しくてずっと読んでいたよ!
「ユウキ」六年生の新学期に現れた不思議な少女ユウキ。孤立と友情のお話
転校生が多い札幌を舞台に6年生のサッカー少年、主人公のケイタ。
今まで「ユウキ」という名前の転校生が三度現れ、思い出を残してまた去っていきました。
四人目のユウキは不思議な魅力を持つ女の子「優希」。
転校生ならではの孤独と複雑な人間関係に悩むようになってくる心の揺れを描く。
男の子同志の友情や女の子の人間関係が丁寧に描かれている。
新学期が苦手な子供にエールを送りたくなるお話し。
字もちいさくなり200項を超える長編なので6年生くらいからがおすすめ。
「赤毛のアン」雄大なプリンス・エドワード島を舞台に描かれたアンの物語
雄大な自然を背景に描かれた世界的な名作。「赤毛のアン」
孤児院から引き取られた赤毛でやせっぽちの女の子。
最初は戸惑っていた島の人たちも、空想好きで明るくまっすぐな性格のアンにいつしかみんな惹かれるようになっていく。
美しいカナダのプリンス・エドワード島を舞台に、アンが家族や友達とともに成長していく姿を描いている。
親世代で読んだ方も多いのでは?いつの時代にも愛されるアンの成長の物語。
アンが学校を卒業して、社会に出て、結婚・母親になる姿も続編で描かれています。
「赤毛のアン」のファンになった方はぜひシリーズで読み進めてみて下さい。
テレビ放送のアニメを見てたから、すぐに引き込まれて読んだよ!
ギルバートとの初恋がドキドキする!
以上が、小学生高学年におすすめの本7選でした。
それでは、また!
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